2012年9月18日火曜日

iphone5のデザインを詳しく説明

iPhone5アクセサリー

その精密さは、もはやスマートフォンというより、スイス時計のようです。

電話がここまでのフィット感と、ここまで洗練された仕上げを持ったことは未だかつてありませんでした。背面にあるガラス製のインレイ (はめ込み部分)がその良い例でしょう。製造工程の途中で、iPhone 5のアルミニウム製の筐体は、一つずつ2台の強力な29メガピクセルのカメラで撮影されます。その後、機械が画像を検証し、725種類のインレイと照合し ます。こうして、一つひとつのiPhoneに最も精密に適合するインレイを見つけるのです。
iPhone 5を見る時はいつも、ディスプレイの周りに施された精巧な面取りに目を奪われることでしょう。iPhone 5に特徴あるフォルムを与えているこの面取りされたエッジは、結晶性ダイヤモンドでカットされています。輝くような性能を持つ電話にふさわしいあしらいで す。
アルミニウム

アルミニウムとガラスのボディ

iPhone 5の背面パネルは、Appleのノートブックに使われている素材と同じ酸化皮膜処理したアルミニウム6000シリーズで 作られています。ホワイト&シルバーモデルではセラミックガラス製の、ブラック&スレートモデルでは着色ガラス製のインレイがそれぞれ上部と下部に組み込 まれています。
725

精密に組み込まれたインレイ

組み立てプロセスの途中で、iPhone 5のアルミニウム製の筐体は、一つずつ2台の強力な29メガピクセルのカメラで撮影されます。その後、機械が画像をそれぞれ独自の形にカットされた725種類のインレイと照合し、最も精密に適合するものを見つけます。

サファイアクリスタル

iSightカメラの表面はガラスのように透明ですが、ガラス製ではありません。透明な素材としてはダイヤモンドの次に硬い素材であるサファイアクリスタルでできていて、非常に傷がつきにくくなっています。

ダイヤモンドによるカットで面取りされたエッジ

iPhone 5の面取り部分の加工には結晶性ダイヤモンドが使われています。この製造工程は面取りされたエッジに美しい光沢を与えます。
 iPhone5ケース・カバー

スピーカーより先に、人間の耳に着目しました。

iPhone5ケーブル
心地よく装着でき、しかも耳にしっかりと収まるイヤーバッド式ヘッドフォンを作るのは、簡単なことではありません。人の耳はみんな違う形 を持っているからです。Appleのデザイナーたちは、光学スキャンとシリコンの型取りを使って様々なタイプの耳の3Dモデルを作り、様々な人の耳で共通 する形を見つけました。その形が新しいApple EarPodsのユニークなスタイルを生み出したのです。従来の丸いイヤーバッドとは違い、このヘッドフォンの設計は耳の形状を基準にして行われていま す。そのため、より多くの人々にとって、ほかのイヤーバッド式ヘッドフォンよりも快適なものになりました。
従来のヘッドフォンよりも耳にしっかり収まるだけでなく、耐久性も一段と良くなっています。Apple EarPodsの開発にあたり、Appleのエンジニアたちは600人以上もの人を対象にした100以上のテストを実施しました。被験者たちは極暑と極寒 の環境でトレッドミルの上を走ったり、様々な有酸素運動に取り組みました。上下左右に頭を振ることも求められました。その結果わかったのは、Apple EarPodsは汗や水に対する保護力が従来のものより強く、耳の中での安定性も極めて高い、ということ。あなたがどんなに動き回っても、そう簡単には落 ちません。
プライマリ
アコースティックベント
フロントベント
リアベント
バスベント

フィット感と安定性のリサーチ

Appleのインダストリアルデザインチームは、600人以上もの人を対象に、124種類もの様々なEarPodsのプロトタイプをテストしました。

つけ心地だけではありません。その音質にも驚くはずです。

Appleのデザイナーたちが理想的なイヤーバッドの形を決定しようとしていた頃、Appleのサウンドエンジニアである音響技師たちは 音質の向上に取り組んでいました。彼らはまず、Apple EarPodsが目標とするサウンドのイメージを決めました。「部屋の中で座り、高品質のスピーカーに耳を傾けている人が聴くサウンド」が、その目標で す。
どんなスピーカーから聞こえる音でも、そのクオリティを最も大きく左右するのは振動板の動きです。音は、その内向きと外向きに揺れる動きによって作られます。ところがイヤーバッドのスピーカーの振動板は通常一つの素材でできているため、音の出力が制限されがちです。
そこでAppleの音響技師は、音の消失を最大限にまで抑えながら出力を最大限にまで引き上げるために、イヤーバッドのスピーカーの振動 板を、固い素材と柔らかい素材の両方を使いながら作り直しました。優れた音質をさらに高めるために、アコースティックベントも綿密な計算をもとに配置され ています。いくつかあるベントのうち最も注目すべきものは、それぞれのEarPodのステム上に開けられたベントです。音響室の役割を担うステム内の空気 が、このベントから外に流れ出るので、低音がさらに深く、より豊かに響くようになります。こうして印象的なまでに優れた音質を持つApple EarPodsが誕生しました。そのサウンドは何万円もするような高級ヘッドフォンにも引けを取りません。

Appleの製品には、環境への配慮も込められています。


製品のデザインやパフォーマンスも大切ですが、環境に配慮することも同様に大切です。だからAppleは、その製品のほとんどにアルミニウムのようなリサイクル効率の高い素材を使い、有害物質を使った部品を排除しているのです。
iPhone 3GS以降のどのiPhoneにも、臭素系難燃剤(BFR)やポリ塩化ビニル(PVC)は使われていません。これには私たちの最新のiPhoneである iPhone 5も含まれます。事実、AppleのBFRやPVCの不使用に関する基準は、業界で最も厳格なものの一つです。しかも私たちは、サプライ ヤーに対しても同じ基準を求めています。クパチーノにあるAppleの研究所では、製品を個別の部品と素材に分解し、その後、蛍光X線分光やイオンクロマ トグラフィーなどの様々な方法でそれらを検査します。この方法によって、Appleが販売するあらゆる製品がAppleの環境基準を満たしているかどうか を確認できるのです。

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